フラバンジェノールを製造しております、株式会社東洋新薬の研究開発部のくさばと申します。
この後福岡大学の中山樹一郎先生から、フラバンジェノールのご講演がございますが、その前に簡単にフラバンジェノールのご説明と、抗糖化について簡単にご説明させていただきます。
ご存知と思いますが、フラバンジェノールは、フランス大西洋岸に植林されております海岸松の樹皮から採れた健康食品・化粧品の素材になります。
日本の松に比べて分厚いフランスの海岸松から採られた樹皮になります。
こちらの樹皮の方から抽出されたものがフラバンジェノールになります。
植物の素材として有名なポリフェノール、特に最近お茶などで聞かれたこともあると思いますけれども、カテキンが二つも三つも縮重合、重なることによってより効果の高くなったオリゴメリック・プロアントシアニジン、OPCと呼ばれるものをたくさん含んだ素材になります。

フラバンジェノールの抗酸化作用について

このフラバンジェノールは、フランスの大西洋岸の厳しい自然環境、紫外線ですとか風雨に耐えるために、非常に強い抗酸化力、紫外線に当たると酸化ストレスというものが発生しますけれども、それに抗する力が非常に強くなります。
先ほどご説明しました、オリゴメリック・プロアントシアニジンといったポリフェノールの力によって、ビタミンCの600倍、コエンザイムQ10の250倍の抗酸化力があるというようなデータも出ております。
この強い抗酸化力を基軸としてフラバンジェノールには美容ですとか、血流やメタボリックシンドロームといったものや口臭といったものに対して様々な効果を発揮していっております。
このようなフラバンジェノールを配合した商品としましては、あちらにも展示されておりますフラバンビューティのような商品ですとか、口臭対策、女性の月経の症候群などにも効くということで、いろいろな製品に配合されております。
フラバンジェノールの特長としましては、フラバンビューティのようなサプリメントに配合されることもありますが、化粧品のほうにも抗酸化力のある素材ということで配合されるということで、内から摂取、サプリメントとして内服して、あと化粧品として外側から塗っても効くということで、内外美容の素材としてもいろいろ使われている素材となります。
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フラバンジェノールの抗糖化作用について

最近のトピックといたしまして、フラバンジェノールの抗糖化作用について簡単にご説明させていただきます。
抗糖化とは何か、その前に糖化というのは何かという話になりますが、体内にあります糖ですとか脂質といったものが紫外線なんかを浴びて酸化ストレスを受けると糖酸化物もしくは脂質酸化物というものになります。これはある意味、悪玉といってもいいのですが、この悪玉がタンパク質と結合するとAdvanced Glycation End Productsというのですけれども、AGEといったものになったり、脂質と結合するとALEといった物質となります。このAGEとかALEといったものが体内にたまることによって、これも老化の原因になると言われています。

様々な原因があるのですが、その中で酸化ストレス、紫外線等から始まる酸化ストレスが大きな原因のひとつと言われていますが、抗酸化作用のあるフラバンジェノールは、この作用を止めることができるというふうに考えられています。
実際にこちらのほうは、実験した時のデータなんですけれども、こちらのほう、アミノグアジニンと言われる抗糖化素材としてすでに知られている素材なんですけれども、この10分の1くらいのフラバンジェノールの量でもアミノグアジニンと同じぐらい効果があったというような実験データですとか、フラバンジェノールをたくさん配合するにしたがって、抗カルボニル化の作用が高くなったという実験データが出ております。
このようにフラバンジェノールには、抗糖化作用があることがわかっておりまして、単なる美容素材としてだけではなく、抗老化素材としても有効であると考えられております。

このような様々な作用がありますフラバンジェノールですけれども、このフラバンジェノールの美容に関しまして、10年以上研究を続けられてきました福岡大学の中山先生からこの後ご講演がありますので、そちらのほうも聴講いただきまして、フラバンジェノールについて、いろいろと教えていただけたらと思います。